ドラマ「だが、情熱はある」が今日最終回(/_;)
うわぁーん!寂しいよぉ!悲しいよぉ!
もともと小6の息子が熱心に観ていたこのドラマ、気づけば私がどハマりしてた。
このドラマ、好き!
色んなシーンが刺さるんです。
嫉妬とか劣等感とか惨めさとか恥ずかしさとか全部ひっさげながらもがいてく感じがいいよ。いい!
ということで、
『社会人大学人見知り学部卒業見込み』(若林正恭/著、メディアファクトリー)を読みました♡
おもしろかったぁ。
今の今まで、若林さんのこと「春日じゃない方」って思っててゴメンナサイ!
と、いうか、オードリーって、すごく良いコンビですね。バランスが、いい!
このエッセイは10年前に出版されたものなので、最近のものを読むと印象も変わるのかな?読んでみたい!
どの章もいいんだけど、とりわけ、「選択する」、「ネガティブモンスター」、「落語」と「春日」が良かったなぁ。
「ぼくは、全てを見せなくてもその人との関係をより良いものであろうとすることそのものが愛情の一つなんじゃないかと考える」(「選択する」p.93)
…平野啓一郎さんの『ドーン』も読んでみたいな。
「考えすぎて良いことと悪いことがある。ぼくの場合は考え過ぎて悪い方向に行っている。ということだろう。
みんなはなんで考え過ぎないで済むんだろう?どうすれば考え過ぎなくなれるのか?と、今度は考え過ぎない方法を考え過ぎていた」(「ネガティブモンスター」p.135)
…あぁぁ、わかる!
「自己の確認なんかじゃなかった。共感の確認なんだ。
笑い声が聞こえる時、人と人は通じ合っている」(「落語」p.184)
…この章の読後は心臓がバクバクした。
「春日は『どうしても幸せなんですけど、やっぱり不幸じゃないと努力ってできないんですかね?』と真剣に言ってきた」(「春日」p.204)
「本当にずっと不思議だった。全然ウケないし、負けまくっているのに、なんでこんなに幸せそうだなんだろう」(「春日」p.206)
…オードリー、良いなぁぁ(…これしか言えない、私の語彙力が残念だ)
あと、やっぱりとても良かったのは、最終章「社会人大学卒業論文。例えば書き。」
「小学六年生の頃、勉強をする理由を、困難やアイデアを出す時に考える力とパターンを養うため、幸せになるために考える力をつけるため、と説明を受けていたら、本当にそのまま道を進んだかもしれない。」(p.216)
「これからも、結果は出たり出なかったりするだろう。だけど、自分にできることは常に過程を紡ぐことだけだ。そう。社会なんて自己ベストを更新していくだけでいいという自信さえあれば自由に参加していい場所だったんだ」(p.219)
私も最近はプロセスを楽しもうって思ってる。
このブログも自分自身が書き留めることを楽しめる限り続けていこう。
いいエッセイだったなぁ。
今夜のドラマも楽しみ!